「結婚式のプロフィールブックには席次表を入れるべき?」
「プロフィールブックに席次表を入れる方法が知りたい」
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・結婚式の席次表の役割
・席次表が必要な人と不要な人
・席次表の作り方5ステップ
・席次表を作る際の注意点
この記事を読めば、結婚式のプロフィールブックに席次表を入れるべきか分かり、ゲストにも役立つプロフィールブックを作ることができるでしょう。
これから結婚式の準備を始める人やプロフィールブックの構成に悩んでいる人にも役立つ内容になっていますので、ぜひ役立ててくださいね。
そもそも結婚式の席次表ってどんなもの?
席次表は、結婚式に続く披露宴でゲストが座る位置を示したものです。
席次表によって自分が座る位置が明示されていれば、ゲストも迷わないでしょう。
席次表には、名前だけでなく、肩書きや続柄まで記載するのが一般的です。
結婚式では同じテーブルに座るゲスト同士が知り合いでないことも多いため「ゲストの紹介」という役割もあります。
プロフィールブックに席次表が必要な人
ここではプロフィールブックに席次表が必要な人について解説していきます。
・席次表の製作費を抑えたい人
・充実したプロフィールブックにしたい人
・親族以外のゲストを呼ぶ人
それぞれ詳しく見ていきましょう!
席次表の製作費を抑えたい人
席次表の製作費を抑えたいなら、プロフィールブックに席次表を組み込むのがおすすめです。
プロフィールブックと席次表をそれぞれ作るとコストがかかるからです。
作り方 | メリット | デメリット | 1部あたりの平均価格 | 200部作成した場合 |
---|---|---|---|---|
業者に頼む | 手間がかからない本格的なものが作れる | 費用が高い | 300円 | 60,000円 |
手作りする | オリジナリティが出せる | 時間や手間がかかるデザインツールの知識が必要 | 100円 | 20,000円 |
印刷もまとめて出来て、余計な手間もかからないので制作費を抑えられますよ。
充実したプロフィールブックにしたい人
プロフィールブックを充実させたい人は、ぜひ構成に席次表を入れましょう。
プロフィールブックに席次表を組み込めば、単なる写真や思い出だけのアルバムから一歩進んで、ゲストにも役立つものに変わります。
ゲストはプロフィールブックを見ながら自分の席を探すことができ、さらに会話のきっかけにもなるでしょう。
少し工夫をするだけでプロフィールブックも特別な記念品になりますよ。
親族以外のゲストを呼ぶ人
親族以外のゲストを呼ぶなら、席次表を用意しましょう。
席次表にはそれぞれの参加者を紹介するという役目もあるからです。
結婚式に参列するゲストは、
・学生時代の友人
・職場の上司や同僚
・お世話になった先生
など、知り合い同士とは限りません。
お互いに顔ぶれを知らない状態でも、席次表を確認すれば新郎新婦とどのような関係なのか分かります。
ゲストを呼ぶなら、プロフィールブックに席次表を入れておきましょう。
プロフィールブックに席次表が不要な人
プロフィールブックに席次表が必要のない場合について解説していきます。
・席次表を別で作りたい人
・立食形式のパーティーにする人
・プロフィールブックを作らない人
それぞれ詳しく解説していきますね。
席次表を別で作りたい人
席次表を別で用意する人は、プロフィールブックに席次表を入れる必要はありません。
プロフィールブックを渡すタイミングによっては、席次表が不要になるケースもあります。
例えば、
・事前にゲストの席に置いておきたい
・ページ数が決まっていて入らない
・ペーパーアイテムの雰囲気を変えたい
など、プロフィールブックと席次表を別で作ることもあるでしょう。
席次表だけが記載されたものを用意するなら、プロフィールブックには不要です。
立食形式のパーティーにする人
ゲストの席が決まっていない立食形式のパーティーなら、席次表は必要ありません。
また、完全立食でなく壁際に椅子を並べて自由に座れる「半立食形式」の場合も、席次表は不要です。
友人だけを招いたカジュアルな雰囲気のパーティーなら、ゲストの立ち位置を事前に決められない場合もあります。
座る位置を決めないパーティーであれば、席次表は必要ないでしょう。
プロフィールブックを作らない人
プロフィールブックを作る予定の無い人は、席次表を入れるべきかを考える必要はありません。
親族だけで結婚式をするなど、近しい人しか呼ばない少人数の結婚式ではプロフィールブックが不要なこともあります。
プロフィールブックを用意しないなら、席次表を別で作成すべきかを検討しましょう。
プロフィールブックに入れる席次表の作り方5ステップ
プロフィールブックに入れる席次表の作り方を5つのステップに沿って解説します。
ステップ①参列者リストを作る
ステップ②座席表を決める
ステップ③デザインを決める
ステップ④デザインに座席表を当てはめる
ステップ⑤プロフィールブックごと印刷する
順番に見ていきましょう。
ステップ①参列者リストを作る
最初に結婚式の参列者リストを作成しましょう。
招待状の発送で間違いが起きないようにするためです。
二人で共有・確認できるようにスプレッドシートでまとめたり、アプリを利用するとミスが防げるでしょう。
参列者リストに漏れがないように注意してくださいね。
ステップ②座席表を決める
参列者リストを作ったら、ゲストが座る位置を決めていきましょう。
結婚式の配席は、肩書きや関係性によってある程度決まります。
披露宴では、新郎新婦の近くの上座に上司や先輩など目上の人を配置するのが一般的です。
ゲスト同士が会話に困らないよう、関係性にも配慮して決めると良いでしょう。
ステップ③デザインを決める
ゲストの人数と会場が決まったら、席次表のデザインを決めます。
会場が決まれば、結婚式全体の雰囲気やコンセプトが決まるため、席次表のデザインも雰囲気に合わせて決めやすいです。
色やテイストだけでなく、文字が小さくないかも考えながらデザインを選びましょう。
ステップ④デザインに座席表を当てはめる
用意しておいた座席表をデザインに当てはめていきます。
デザインに当てはめてみると、ゲスト全員が座れるかはもちろん、文字のバランスも確認できます。
配席はゲストの肩書きに合っているか、会話に困らないかなども改めてチェックしましょう。
事前に印刷して、文字の大きさや配色のバランスを確認しておくのがおすすめです。
ステップ⑤プロフィールブックごと印刷する
プロフィールブックと一緒に印刷します。
席次表は、プロフィールブックの中でも特に文字が多くなります。
印刷の時、ガイドラインをはみ出していないかなど、細部までよく見直しましょう。
見開きで作る場合は、製本したときにちゃんと隣り合わせになるようページ構成も確認してくださいね。
席次表を作る際の注意点
席次表を作る際の注意点を3つに分けて解説します。
・名前・肩書きを間違えない
・敬称に気を付ける
・肩書きの形式を統一する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
名前・肩書きを間違えない
ゲストの名前、肩書きは必ず確認しましょう。
名前や肩書きが間違っていると、ゲストに不快感を与えかねません。
会社関係の人を招く場合は、「部長」「課長」など肩書きも正確に書いてください。
名前に旧字体を使う場合は、文字のフォントによって入らない文字もあるので注意しましょう。
敬称に気を付ける
新郎新婦と両親(親族)以外には、忘れずに敬称を付けましょう。
結婚式の席次表では両親には「様」を付けず、それ以外のゲストには敬称をつけるのが一般的です。
恩師は「先生」と書く場合もありますし、退職していれば「様」でも間違いではありません。
ゲストに気持ちよく過ごしてもらうためにも、正しい敬称を付けてくださいね。
肩書きの形式を統一する
肩書きは、形式を統一して記載しましょう。
続柄 | 敬称 |
親の兄姉 | 伯父、伯母 |
親の弟妹 | 叔父、叔母 |
兄姉の配偶者 | 義兄、義姉 |
弟妹の配偶者 | 義弟、義妹 |
兄弟の子供 | 甥、姪 |
従兄弟の子供 | 従甥、従姪 |
肩書きの形式はきちんと揃えて、敬称も正しく記載してください。
まとめ:ゲストを飽きさせない素敵なプロフィールブックを作ろう
結婚式の席次表は、座る位置を案内する以外に、ゲストを紹介する役割も持っています。
プロフィールブックに席次表を入れておけば、新郎新婦との関係性がひと目でわかります。
知り合い同士でないゲストでも、どのような人が参列しているのか把握でき、会話のきっかけにもなるでしょう。
新郎新婦にとっても、結婚式後にプロフィールブックを見返したときに参列してくれたゲストがわかりやすくなります。
ぜひゲストが喜ぶ充実したプロフィールブックを作って、二人の記念に残してくださいね。