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【ここだけは押さえて!】席次表の挨拶で使える例文とポイントを詳しく紹介!

「席次表の挨拶文は何を書けばいいの?」
「席次表に載せる挨拶文の例文が見たい!」
「入籍している時はどう書けばいいの?」

席次表に載せる挨拶文を考えていると、どのような言葉や表現を使うのが適切なのかと悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事ではそんなお悩みを解決します。

これまで多数の席次表やプロフィールブック制作をお手伝いしてきた弊社が、適切かつゲストに想いが伝わる挨拶文の作成について徹底解説します。

・席次表に載せる挨拶文の基本
・挨拶文のパターン別例文
・挨拶文を書くコツと注意点

この記事を読むことで、ゲストに配慮したうえで新郎新婦の気持ちがきちんと伝わる挨拶文を書くことができます。

ぜひ、ポイントをおさえた素敵な挨拶文の作成に役立ててください。

席次表に載せる挨拶文のポイント

挨拶文は、ゲストが結婚式で最初に触れる新郎新婦からのメッセージです。結婚式に出席してくれたことについて、感謝の思いを伝える役割があります。

挨拶文で使う言葉や表現にこだわることで、新郎新婦の気持ちをしっかりと伝えることができるでしょう。

また、面識のないゲスト同士が同じテーブルについた際に、会話のきっかけになるような一文を入れると喜ばれます。

席次表に載せる挨拶文の基本構成5つ

ここでは、挨拶文の基本構成について詳しく解説します。

席次表の挨拶文には「型」があるので、文章に自信がなくてもしっかり書くことができます。

1. 参加者へのお礼を述べる

2. 現在の心境

3. 結婚式への想い

4. 今後の抱負

5. 締めくくりの文

順番に見ていきましょう。

1. 参加者へのお礼を述べる

挨拶文は、結婚式に出席してくれたゲストへ向けて、お礼の言葉から始めましょう。

遠方から参加されるゲストが多い場合は、「遠方からお越しくださり」などの表現を入れると好印象です。

例)本日はおいそがしい中 私たちの披露宴にご出席いただき 誠にありがとうございます

2. 現在の心境

結婚式当日を迎えられたことへの感謝の気持ちとともに、現在の心境を伝えましょう。

準備期間の悩みや壁をどう乗り越えたのかなどを記載すると、ゲストの心に残りやすくなります。

例)みなさまに温かく見守られ 今日の佳き日を迎えられることを嬉しく思います

3. 結婚式への想い 

二人が結婚式に込めた想いをゲストに伝えます。

必ずしも入れる必要はありませんが、新郎新婦の気持ちや願いをのせることで、ゲストが温かい気持ちで参加できます。

例)これまでお世話になった皆さまと素晴らしい時間を過ごせるよう 一緒に準備してまいりました

4. 今後の抱負

これから夫婦として生活していくことへの意気込みや、将来の抱負を伝えましょう。

どのような家庭を築きたいか、二人がどのような未来を描いているかを文章にすることでゲストに安心感をもってもらえます。

例)未熟なふたりですが 互いに思いやり これからの人生を共に歩んでいきたいと思います

5. 締めくくりの文

最後は締めくくりの一文で終わらせましょう。

ゲスト全員に感謝の言葉を伝えるとともに、今後の末永いお付き合いをお願いしたいという想いものせましょう。

また、披露宴の開宴前に挨拶文を読む場合を考慮し、結婚式への歓迎メッセージを添えるのも好印象です。

例)

パターン1:

今後とも温かく見守っていただければ幸いです

パターン2:

ささやかですがお披露目の席をもうけました

どうぞ楽しいひとときをお過ごしください

席次表で使えるパターン別の挨拶文

ここでは、席次表で使えるパターン別の挨拶文を紹介します。挨拶文には型があるとはいえ、結婚式の雰囲気やゲストに合わせて適した表現を選ぶ必要があります。

親しい友人や家族だけの結婚式と、職場の上司や同僚が出席する結婚式では、使うべき言葉や表現が異なるので注意しましょう。

《追伸》

本記事の例文は、挨拶文のマナーとして句読点を避けています。

・スタンダードな例文

・カジュアルな例文

・フォーマルな例文

・入籍済みの方向けの例文

それぞれ、順番に見ていきましょう。

スタンダードな例文

挨拶文中でもスタンダードな例文を紹介します。カジュアルでもフォーマルでも使える汎用性の高い文章です。

<例文>

本日はおいそがしい中 私たちふたりの結婚式にご出席くださいまして 誠にありがとうございます

今日の門出を皆様に見守っていただき 私たちは本当に幸せです
未熟なふたりですが 手を取り合い 共に歩んでゆきたいと思います
今後も温かく見守っていただけましたら幸いです

これからも末長いお付き合いをよろしくお願いいたします

カジュアルな例文

カジュアルな挨拶文は親しい友人や家族が集まる場合に、親しみのある雰囲気作りに効果的です。

<例文>

本日はご多用のなか わたしたちの結婚式にご出席くださり ありがとうございます

ご参加いただいた皆さまは 私たちにとってかけがえのない繋がりのある方ばかりです

これまでお世話になった皆さまと 最高の時間を過ごせるよう 半年の間ふたりで準備してまいりました
ささやかな宴ではございますが 食べて 飲んで 笑って どうぞ楽しいひと時をお過ごしください

フォーマルな例文

フォーマルな挨拶文は職場の上司や取引先などの仕事関係者や、交流の少ない親戚などが多く出席する結婚式では、畏まった表現を使うことで礼儀正しい印象を与えられます。

<例文>

本日はご多用のところ お集まりいただき誠にありがとうございます

この日を迎えることができますのも ひとえに皆様のお力添えのおかげと 厚く御礼申し上げます

未熟なふたりではございますが 共に力を合わせて 笑顔溢れる家庭を築いていきます

今後とも末永いお付き合いとご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます

入籍済みの方向けの例文

既に入籍済みの場合は、入籍が済んでいることを一言添えるといいでしょう。

<例文>

本日はおいそがしい中 私たちふたりの結婚式にご出席くださり 誠にありがとうございます
私たちは〇年〇月〇日に入籍し ふたりの新たな生活をスタートさせました
皆様に優しく見守られ この素晴らしい日を迎えられたことに深く感謝いたします
互いに思いやり これからの人生を一歩ずつ 確かに歩んで参ります

今後とも温かく見守っていただければ幸いです

席次表の挨拶文を書くときの注意点とコツ

ここでは、挨拶文を書く際のコツと注意点について詳しく解説します。

マナーに配慮し、かつオリジナリティのある挨拶文を書くためにぜひ参考にしてみてください。

・ゲストに思いが伝わる挨拶文のコツ

・挨拶文を書く時に注意すること

それぞれ、順番に見ていきましょう。

注意点①忌み言葉、重ね言葉を避ける

「忌み言葉」とは、二人の関係が終わることを連想させるような不吉な言葉を指します。

例)切る、終わる、絶つ、悲しむ、別れる、忙しい、忘れる、流れる

また、お祝いの場にふさわしくない表現も忌み言葉に当たるため、使わないようにしましょう。

「重ね言葉」とは、言葉を繰り返す表現のことです。再婚を連想させるため縁起が悪いとされています。

例)たびたび、たまたま、時々

重ね言葉は普段の生活でよく使う表現が多いので、原稿チェックの際は特に注意しましょう。

注意点②句読点を避ける

句読点は文章の区切りや終わりに使うことから、二人の関係が終わることを想起させるためマナー違反とされています。

「、」や「。」は使わず、スペースや改行を駆使して文章を組み立てましょう。

コツ①具体的な内容を入れる

二人の出会いやプロポーズの言葉、未来への約束などを盛り込むと、オリジナリティのある挨拶文になります。

新郎新婦の思いをしっかり伝えるためには、紋切り型の言葉ではなく、二人が考えた表現や言葉を選ぶことが大切です。

具体的な内容を入れることで、新郎新婦らしさを演出できるので思いが伝わりやすくなります。

コツ②ゲストに合わせた表現を使う

出席するゲストに合わせた言葉や表現を使いましょう。

親しい友人や家族の場合は、カジュアルな表現や文体で親しみやすさを演出することで、楽しんでもらいやすくなります。

一方、職場の上司や同僚、取引先など肩書きのあるゲストが多い場合は、フォーマルで堅めの表現を用いることで、礼儀作法を弁えた印象が与えられます。

まとめ:適切かつ思いが伝わる挨拶文をつくりましょう

今回の記事では、席次表で使える挨拶文の例文とポイントについて詳しく解説しました。

挨拶文は、ゲストへの感謝の思いや新郎新婦の気持ちを伝える役割があるため、しっかりとマナーを守って書くのがポイントです。

テンプレート的な内容になりやすい挨拶文ですが、二人のオリジナルの言葉を盛り込んだり、ゲストに合わせた表現を選ぶことで効果的に思いを伝えられます。

また、使用してはいけない言葉や表現などのルールをきちんと守ることで、気持ちの良い挨拶文を作成できます。

ゲストに配慮した心に残る挨拶文が書けるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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