「結婚式のペーパーアイテムにはどんな種類がある?」
「それぞれのペーパーアイテムの役割は?」
「結婚式で外せないペーパーアイテムってなに?」
本記事では、こんなお悩みを解決します。
結婚式をすると決めたら、ドレス選びや結婚式会場選びと並行して真っ先に着手するのが、ペーパーアイテムの準備です。
結婚式では招待状や席次表などさまざまな役割を持ったペーパーアイテムがたくさんありますが、種類が豊富でどれを作るべきか迷っている人も多いですよね。
そこで今回は、結婚式に関わるペーパーアイテムの種類と役割、おすすめの作り方について解説します。
・結婚式のペーパーアイテムの種類と役割
・どの種類のペーパーアイテム作るかを決めるポイント
・ペーパーアイテムの作り方
ぜひ最後まで読んで、自分たちにぴったりのペーパーアイテム作りに役立ててくださいね。
結婚式のペーパーアイテムってどんなもの?
結婚式におけるペーパーアイテムは、ゲストのために用意するものです。
二人の生い立ちや馴れ初めを紹介したり、ゲストが当日迷わないように案内する役割も持っています。
結婚式のペーパーアイテムには、結婚式の日程や会場を伝える招待状や、当日席に置いておく席札やメニュー表など、たくさんの種類があります。
工夫を凝らしたペーパーアイテムを用意すると、ゲスト同士の会話のきっかけにもなるでしょう。
結婚式のペーパーアイテムの種類と役割
結婚式のペーパーアイテムの種類と役割を、大きく2つに分けて解説します。
・基本のペーパーアイテムの種類
・準備すると喜ばれるペーパーアイテム
それぞれ詳しく見ていきましょう。
基本のペーパーアイテムの種類
結婚式でマストで用意すべきペーパーアイテムの種類と役割はこちらです。
種類 | 役割 |
招待状 | 結婚式の日時や会場を正式に伝える |
席次表 | 結婚式当日の会場レイアウトとゲストの配席を案内する |
席札 | 披露宴会場でゲストの席を示す |
メニュー表 | 結婚式当日の献立やドリンクメニューを選ぶためのもの |
芳名帳 | 当日受付でゲストに記載してもらい、参列者を記録する |
これらのペーパーアイテムは、ゲストが当日迷わないように案内し、当日の記録を残す役割を持っています。
どれも重要で準備しておくのが一般的なペーパーアイテムなので、作らないとゲストを混乱させてしまうこともあります。
直前になって焦らないよう、用意するつもりで早めに準備を始めると良いでしょう。
特に招待状は、ゲストに出欠の返信をもらう必要もあるため、少なくとも3ヵ月前には発送を済ませておくのがおすすめです。
ゲストの人数分用意すべきペーパーアイテムは、予備を準備しておくと安心でしょう。
準備すると喜ばれるペーパーアイテム
マストではないけれど、用意するとゲストが喜ぶペーパーアイテムの種類と役割はこちらです。
種類 | 役割 |
プロフィールブック | 新郎新婦のプロフィールや二人の物語をゲストに紹介する |
サンキュータグ | お見送りのギフトなどにつけ、感謝の意を示す |
エスコートカード | ゲストに披露宴の席を案内する |
テーブルナンバー | 披露宴会場でゲストがテーブルを迷わないようにする |
ウェルカムボード | 受付スペースや会場の入り口に設置し、ゲストの気持ちを盛り上げる |
上記のペーパーアイテムは、結婚式当日をよりゲストに楽しんでもらうために+αで用意するカップルが多いものです。
特にプロフィールブックは、お互いのゲストにパートナーを紹介したり、同士の会話のきっかけに繋がったりするおすすめのペーパーアイテムといえるでしょう。
プロフィールブックを作るなら、席次表やメニュー表も構成に入れ込むことで、マストとされるペーパーアイテムを1冊にまとめることが可能です。
記録しておきたい情報をぎゅっと詰め込むことで、自分たちにとっても必要な情報が残せる大切な1冊になりますよ。
自分たちが準備するペーパーアイテムを決めるポイント
自分たちの結婚式でどんな種類のペーパーアイテムを用意するかを決めるポイントを3つ紹介します。
・結婚式の形式で決める
・先輩カップルの事例を参考にする
・予算で決める
順番に見ていきましょう。
結婚式の形式で決める
結婚式をどのような形で行うかに合わせて、作るペーパーアイテムの種類を選びましょう。
・どんな関係性のゲストを何人呼ぶか
・食事のスタイルはどうか
・結婚式と披露宴の会場は近いか
などによって、必要になるペーパーアイテムの種類は異なります。
結婚式の形式を決め、当日のタイムスケジュールを考えていくと、どれを作るべきかが見えてくるでしょう。
結婚式の形式がある程度決まるまでに理想のイメージをいくつか考えておくと、いざ作り始めるときスムーズにスタートできますよ。
先輩カップルの事例を参考にする
実際に結婚式のペーパーアイテムを準備した人の事例を参考にするのもおすすめです。
結婚式を挙げるのはほとんどの人が初めてなので、右も左もわかりません。
先輩カップルはどんな種類のペーパーアイテムを準備したのかを調べてみると「作ってよかった」だけでなく「これは必要なかった」という声が聞ける場合もあります。
ペーパーアイテムの種類によって、製作の手間やコストは異なります。
先輩カップルはどうやって作ったのか、準備方法も参考にしてみてください。
予算で決める
ペーパーアイテムにどのくらいお金を使えるのかで、作る種類決める方法もあります。
予算を決めずにあれこれ作ってしまうと、思っていたよりお金がかかって、他の部分で節約が必要になる可能性があります。
手作りすれば安く済むというイメージを持っている人も多いですが、製作の手間や材料費を考えると、必ず安く済むとは限りません。
ペーパーアイテムにかかる金額は、ペーパーアイテムの種類や作り方によって異なります。
次の項目で作り方を詳しく解説していきますね。
結婚式のペーパーアイテムの作り方
結婚式のペーパーアイテムを用意する方法は、大きく分けて3つあります。
①すべて手作りする
②印刷のみ業者に依頼する
③プロに任せる
それぞれ解説します。
①すべて手作りする
デザインの作成から紙選び、印刷まですべて自分たちで行う方法です。
・Canva
・PowerPoint
上記のような無料のデザインツールや家庭用プリンターを使うことで、材料費以外のコストを節約できます。
ただしデザインツールの使い方を調べたりページ構成を考えたりなど、自分たちでやることが増えるほど手間や時間がかかります。
紙や付属アイテムを選ぶ必要もあり、こだわり出すとキリがありません。
どんな種類かに関わらず、ペーパーアイテムを手作りする場合は、遅くとも半年前くらいから製作に着手するのがおすすめですよ。
②印刷のみ業者に依頼する
デザインは自分たちで行い、印刷を専門業者に頼む方法です。
デザイン作成の手間はかかりますが、プロの印刷技術によってクオリティの高いペーパーアイテムが作れますよ。
格安のネットプリント業者もあるため、色々な種類のペーパーアイテムを手作りしたいけど家庭用プリンターが無いという人に選ばれています。
ネットプリントを利用する際の注意点は、試し刷りした現物の確認ができないため、色味や紙の質感がイメージと異なる可能性があることです。
事前にサンプルを請求したり、自宅で試し刷りしたりなど、印刷を依頼する前に確認しておく必要があるでしょう。
③プロに任せる
デザインから印刷までペーパーアイテム専門業者に任せる方法もあります。
ペーパーアイテム専門業者にお願いすれば、経験豊富なプロがどんな種類のアイテムも本格的なものに仕上げてくれます。
フルオーダーは値段が高いと思われがちですが、デザインや印刷にかかる手間や材料費、時間的コストを考えると、お得に作れる場合もありますよ。
結婚式が近づくにつれて準備することも増え、新郎新婦は特に忙しくなっていきます。
仕事の合間に準備を進めなくてはならない人や、間違いないペーパーアイテムを作りたい人は、プロに任せることも考えてみてくださいね。
まとめ:結婚式のペーパーアイテムはプロフィールブックにまとめよう
結婚式のペーパーアイテムは、ゲストを案内する大切な役割を持っています。
ペーパーアイテムはたくさんの種類があるため、それぞれの役割を考えながら自分たちに必要なものを選んで作ると良いでしょう。
当日ゲストに必要になるメニュー表や席次表など、マストで作るべき種類のペーパーアイテムは、二人の挨拶文を添えてプロフィールブックにまとめるのがおすすめです。
構成に前撮り写真やQ&Aを載せることで、二人の物語がゲストに伝わり、結婚式が一層盛り上がりますよ。
充実したプロフィールブックを準備すれば、思い出が詰まった記念の1冊を自分たちの手元に残すことができます。
ぜひこだわりのペーパーアイテムを用意して、ゲストも自分たちも楽しめる結婚式を演出してくださいね。