「プロフィールブックの印刷はどうすればいい?」
「印刷料金の相場はいくら?」
「安くキレイに印刷する方法は?」
本記事では、こんな疑問を解決します。
・手作りプロフィールブックの印刷方法
・プロフィールブック印刷費用の相場
・印刷に失敗しないコツ
印刷方法を適当に選んでしまうと、想定よりコストがかかってしまったり、イメージしていた仕上がりにならないこともあります。
この記事を最後まで読めば、自分たちにとって最適な印刷方法がわかり、プロフィールブック印刷で後悔しない人になるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、特別な記念になるプロフィールブックを準備してくださいね。
手作りプロフィールブックの印刷方法は2種類
自分たちでデザインしたプロフィールブックを印刷する方法は2つあります。
・家庭用プリンターで印刷
・印刷会社に依頼
それぞれ詳しく解説します。
家庭用プリンターで印刷
デザインを手作りして、印刷を自宅にあるプリンターで行う方法です。
メリット | デメリット |
・何度も試し刷りができる ・自分の目で仕上がりの色味を確認できる ・納期を気にしなくていい | ・プリンターの精度でクオリティが変わる ・印刷ミスのチェックが必要 ・製本作業に手間がかかる |
こんな人におすすめ
・ハイスペックな家庭用プリンターを持っている
・色味や仕上がりを試し刷りして現物確認したい
・プロフィールブックを写真無しで作る
家庭用プリンターを使えば、何度も試し刷りをして現物を直接見て確認できるので、納得がいくまで色合いや文字サイズの調整が可能です。
印刷や製本の作業も自分たちで行うため、結婚式のスケジュールに合わせて期限を決め、二人のペースで作業を進められます。
自宅にハイスペックなプリンターがあれば、わざわざ新しく用意する必要もありません。
実際に使用する紙に印刷してみて、現物を確認しながら進めたい人におすすめの印刷方法といえるでしょう。
印刷会社に依頼
デザインを自分たちで作成し、印刷を専門業者に依頼する方法です。
メリット | デメリット |
・仕上がりのクオリティが上がる ・印刷ミスのチェックが不要 ・製本作業を任せられる | ・思っていた色味と違う可能性がある ・注文方法が難しい ・納期の確認が必要 |
こんな人におすすめ
・手作りプロフィールブックのクオリティを上げたい
・デザインは自分たちでイチから作りたい
・仕上がりのチェックや製本作業をする時間が無い
クオリティの高いプロの印刷なら、手作りデザインでも本格的なプロフィールブックに仕上がります。
製本まで任せられる業者を選べば、作業の手間もかかりません。
注意点としては、本番の紙に印刷したものを現物確認できないため、思っていた色味と雰囲気が異なる可能性があることです。
実際に注文した人からは「注文方法が難しかった」という声もあるため、納期や届け先を確認した上で、スケジュールに余裕を持って依頼すると良いでしょう。
デザインから印刷まで外注
プロフィールブックは、手作りせずにデザインから印刷まですべて任せる方法もあります。
メリット | デメリット |
・デザインから印刷まで任せられる ・手間がかからない ・第三者のプロに見てもらえる | ・デザインカスタマイズの自由度が低い ・納期直前の変更が難しい ・コストがかかる場合がある |
こんな人におすすめ
・本格的なプロフィールブックを作りたい
・家にパソコンやプリンターが無い
・ゲストも一緒に楽しめるプロフィールブックにしたい
デザイン作成から印刷までトータルで外注すれば、手間をかけずに本格的なプロフィールブックが作れます。
第三者であるプロが作るので、ゲストにとってもわかりやすい内容になるのもメリットです。
ただし、基本のデザインやレイアウトが決まっていることが多いため、デザインをイチから作りたい人には自由度が低く感じられるかも知れません。
トータルで外注する方法は、手軽にプロフィールブックを作りたい人や、誰が見ても本格的な仕上がりにしたい人におすすめといえます。
プロフィールブック印刷の費用相場を比較
プロフィールブック印刷にかかる費用の相場について、印刷方法別に解説します。
・家庭用プリンターの場合
・印刷会社に依頼する場合
・デザインから印刷まで外注する場合
詳しく見ていきましょう。
家庭用プリンターの場合
プロフィールブック作成をデザインから印刷まで自分たちで行う場合の値段相場は、30部で1,000円~10,000円程度です。
すでに家にプリンターがあれば、紙代やインクカートリッジ代だけで済むため、最もコストが抑えられる方法といえますね。
ただし、普段使っていないプリンターだとカートリッジを新たに購入することになり、思ったより費用がかかる場合もあるでしょう。
プロフィールブックには写真をたくさん入れたり、厚みのある紙を使用するので、プリンターの精度によって仕上がりが大きく左右されます。
印刷会社に依頼する場合
印刷を専門業者に頼む場合は、30部で3,000円~7,000円が相場です。
8Pフルカラー印刷・コート紙使用の料金比較
部数が多くなったり納期が先になるほど、1部あたりの単価は安くなります。
反対にお急ぎ便などを利用すると、3,000円〜8,000円ほどプラスでかかる場合もあります。
プロフィールブックのサイズや全体のページ数、どんな紙を使うかによっても料金が異なるため、オプションについてもよく確認すると良いでしょう。
デザインから印刷まで外注する場合
デザインから印刷までプロに頼む場合の値段相場は、30部で10,000円~60,000円程度です。
A社 | B社 | C社 | |
8P/30部の総額 | 41,800円 | 18,000円 | 10,000円 |
サイズ | A5(148mm×210mm) | 正方形(148mm×148mm) | B6(128mm×182mm) |
基本構成 | ・表紙/裏表紙・挨拶 ・メニュー表・席次表・ プロフィール・写真集 | ※自由に選べる・表紙/裏表紙 ・挨拶・プロフィール・メニュー表 ・席次表・なれそめ・Q&A・DIYアイテム | ・表紙/裏表紙・挨拶 ・メニュー・プロフィール ・席次表 |
印刷会社 | 大手印刷会社 | 大手印刷会社 | 不明 |
デザインから請け負っているのはデザイン会社が多いですが、印刷を別の業者へ委託している場合でも印刷までセットの価格設定になっています。
オーダーは外注先によって価格が大きく変動しますが、安さだけで選ぶのはおすすめできません。
デザインから印刷まで任せる相手になりますので、ストレスなくやりとりができるか、利用者の口コミをチェックして選んでみてくださいね。
プロフィールブックの印刷で失敗しない5つのコツ
プロフィールブックの印刷で後悔しないために、印刷のコツを5つ紹介します。
・高解像度の写真を使用する
・品質の高い紙を選ぶ
・適切な印刷サイズを選択する
・正確な色の指定をする
・納期が間に合うか確認しておく
それぞれ順番に解説します。
高解像度の写真を使用する
解像度の高い写真を使用するのがおすすめです。
解像度とは、1インチ当たりのピクセル数で表示する「画素密度」のことです。
解像度が低い写真を使用すると、印刷で引き伸ばされたときに不鮮明でぼやけた状態になり、当時の楽しさや写真の雰囲気が伝わらなくなってしまいます。
スマホで撮影した写真を使う人も多いですが、スマホの写真をA4見開き2ページ分に拡大するようなレイアウトは、解像度不足のためおすすめできません。
大きく写真を載せたい場合は、プロに撮影してもらった前撮り写真などを使うと良いでしょう。
品質の高い紙を選ぶ
厚みのある高品質な紙を選ぶと良いでしょう。
110kg/㎡以上の紙(マットコート紙)を使用すると、安っぽい仕上がりにならないのでおすすめです。
おすすめの紙
・マットコート紙
・ミタント紙
・マーメイド紙
・アラベール
結婚式場の雰囲気やテーブルコーディネートに合わせたときに、浮かない紙を使用してくださいね。
適切な印刷サイズを選択する
用意したデザインに最適なサイズで印刷することも大切です。
作成したデザインのサイズを変えると、不鮮明になって読みにくくなる可能性があるからです。
デザインデータをB4で作成したのに印刷をA4に拡大すると、写真や文字の輪郭がぼやけてしまいます。
一般的な中綴じプロフィールブックのサイズ
・A4(A3二つ折り)
・A5(A4二つ折り)
・B5(B4二つ折り)
デザイン作成時からサイズを決めておき、印刷時も想定していた通りのサイズで印刷してくださいね。
正確な色の指定をする
イメージ通りに仕上げるには、色指定の方法も重要です。
あいまいな伝え方をしてしまうと、思っていた雰囲気と異なった仕上がりになる場合があります。
DICかPANTONEの色見本を使って、色番号で伝えると正確な色指定ができますよ。
あいまいな伝え方 | 正確な伝え方 |
ビビットなオレンジ | PANTONEのOrange021C |
少しくすんだピンク | DICのF238 |
印刷会社によっては、カラーサンプルが用意されていたり、色指定の方法が決まっている場合もあります。
デザイン作成時に画面で見た時と紙に印刷した時では、どうしても色味が異なります。
イメージ通りに仕上げたい場合は、現物のカラーサンプルを見て色指定すると良いでしょう。
納期が間に合うか確認しておく
プロフィールブック印刷で最も大切なのは納期です。
どんなに手の込んだデザインを作って印刷コストを抑えても、結婚式に間に合わなければゲストに渡すことができません。
印刷を外注する場合、データ入稿から完成までに7日程度は必要です。
結婚式場によっては「持ち込みは何日前まで」など決まっている場合もあります。
直前の混乱を防ぐためにも、必ず納期を確認した上で印刷に取り掛かってくださいね。
まとめ:デザインから印刷まで外注すれば印刷方法に悩まない
プロフィールブックの印刷方法に迷うなら、デザインから印刷まで一貫して外注するのもおすすめです。
デザインからプロに任せれば、第三者が見てもおしゃれで本格的なプロフィールブックになりますよ。
二人だけで作ると、プライベートすぎる内容でゲストが楽しめなかったり、印刷後に思うような仕上がりにならない可能性もあります。